top of page

餃子種類

焼 餃 子

中国においては、北京語の発音で「ジャオズ、チャオズ」といい、特に中国東北部(満洲)において水餃子(茹で餃子)がよく食べられる。

満洲民族による清朝成立後に広く華北一帯に普及し、中華料理の代表的な料理のひとつになった。それとは別に華南で発達した点心として食べられる蒸し餃子がある。

中華圏では水餃子と鍋貼の具としてニンニクを入れる習慣はない。また、ニンニク的役割を果たすものにニラがあるが、必ずしも入れず、白菜と豚肉のみなどというものも多い。

 餃 子

現在中国での一般的な食べ方。焼き餃子よりも厚めの皮で作られた餃子をお湯で茹でたもの。日本語風に表現すれば、茹で餃子。タレを付けて食べる。皮の質や閉じ目が強くないと茹でる時に中の具がバラけて台無しになるために、作り置きが難しい。

ー プ 餃 子

茹でた餃子を野菜など他の具と一緒にスープに入れて供するもので、湯餃と呼ばれる。また日本ではこれを水餃子と呼ぶこともある。これに近い料理にはワンタンスープ、朝鮮半島のマンドゥクク、ロシアのペリメニなどがある。

 し 餃 子

中国でも華中、華南の点心ではもっとも普通の食べ方。味が水に逃げず、皮の食感が楽しめる。タレは付けてもよいが、中国ではそのまま食べられる味付けになっている。変わり餃子もこのタイプが普通。米粉の皮を使用した場合は蒸し上がった皮が半透明になるため、中の具が透き通り美しい。

揚 げ 餃 子

揚げ焼売と同様日本ではなじみ深いが、中国で見かける機会は多くない。ただし、この調理法による料理は中国にも存在しており、それが日本に伝わったのか日本で独自に発展したものかは定かではない。

 わ り 餃 子

金魚、ウサギ、白菜などの形を餃子で作ったものや、三角形や花のような形に包んだ餃子。形や皮に付けられた色を保つために蒸して加熱する場合が多い。

ひ と く ち 餃 子

一口で食べられるサイズの小ぶりの餃子である。大阪ひとくち餃子、博多ひとくち餃子などが有名である。パリッと焼けた皮が特徴。普通の餃子の皮を使用し、「包む」というよりも「折る」という形になっている

bottom of page