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ギョーザページ
世界の餃子
中 国
北京語の発音で「ジャオズ、チャオズ」
特に中国東北部(満洲)において水餃子(茹で餃子)がよく食べられる。
満洲民族による清朝成立後に広く華北一帯に普及し、中華料理の代表的な料理のひとつになった。それとは別に華南で発達した点心として食べられる蒸し餃子がある。
中華圏では水餃子と鍋貼の具としてニンニクを入れる習慣はない。また、ニンニク的役割を果たすものにニラがあるが、必ずしも入れず、白菜と豚肉のみなどというものも多い。
具はニラ、香菜、椎茸、牛肉、羊肉、ロバ肉、サワラエビフカヒレ豆腐ウニ など
ヨーロッパ北米
ポーランドやスロバキアでは「ピエルク」と呼ばれる。
ウクライナの民族料理の「ヴァレーヌィク」は、ほぼ中国式の水餃子と同じものである。具はバラエティに富みジャムやチーズ、果物なども入れられて主食としても食される。
リトアニアでは「ヴィルティニャイ」、ベラルーシでは「カルドゥーニ」、グルジアでは「ヒンカリ」と呼ばれる。ロシアでは「ペリメニ」と呼ばれる。
ヨーロッパ系の餃子は中国の餃子に比べて皮が厚めの傾向がある。
イタリアのラビオリは東洋の餃子が元であり、イタリアに入って現地の味覚に合うように変化したものである。
ト ル コ
トルコ料理には水餃子によく似た献立マントゥがあり、ゆで上げたマントゥにニンニクや香味油で味付けしたプレーンヨーグルトを掛けて供される。
ブ ラ ジ ル
ブラジル風揚げ餃子といわれるパステル(またはパステウ)
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